父ちゃんやってみようBLOG

がけっぷち父ちゃんががむしゃら奮闘記!!!

就職活動の最終面接で注意したい3つのこと

超売り手市場…就職活動真っ只中

f:id:keisyo25:20180511133432p:plain

私は、中小企業の採用担当として7年ほど働いています。

 

現在、2018年よりも人材不足が加速している2019年卒の就職活動。

5月1日時点でも既に内定保有の学生は4割超いると伝えられています。

 

内定保有者4割超、1日時点 ディスコ調査 :日本経済新聞

そんな超売り手市場な就職活動において、学生側もより希望に近い会社に入りたいという願望はあると思います。

希望する企業に採用される可能性を高めるポイントとしてあげられる事は共通していると思います。

学生側でもゴールデンウィーク明けから最終面接が入っている事を聞き、中小企業の採用担当として注意したい事を3つ上げたいと思います。

 

①履歴書の書いてある事と、言っている事とで矛盾はないか

面接に臨むにあたり、企業とあなたをつなぐものは履歴書があります。

 

企業はその内容について事前に確認をし、その詳細について聞いてきます。

 

その書いてある内容がきちんと説明できない学生がいます。

 

企業では、「あなたが普段どのような行動をとっているのか」を知るために、その質問をするので、その内容が自分の口からきちんと説明できない場合は、そもそも応募者の方が都合のいい内容やよく見せようとする内容なのではないかと疑いがでてきてしまいます。

 

しかし企業側も面接では、誇張や嘘を完全に排除することはできませんが、書いてある内容について「…した時のことを詳しく教えてください」や、「例えばどんな風に工夫したのですか」など実際の状況を確認する形で質問してきます。

 

その為、自らが経験したことを説明する場合は、その時の臨場感やしゃべっている時の表情でそのエピソードが誇張や嘘なのかは判断できると思います。

 

なので、自身の能力を発揮できたエピソードを1つでも多く探し、それを掘り下げていく事で、履歴書にはないあなたの特徴や魅力を面接の場で伝える事ができます。

 

②意欲の高さや興味についてなど、その場で考えて答える質問は嘘が増えるので差別化しにくい

やはり希望する会社に対しては、自分を大きく見せて他の方と差別化するために発言を誇張することがよくあります。

 

特に、やる気や価値観等については、いわゆる「カメレオン」みたいに会社ごとに変える方も中にはいます。

 

やる気はないよりは「あります」と答えるのはもちろんですが、その企業の雰囲気にあわせた価値観(例えば、体育会系の学生を求めてる会社に対して、無理にあわせる)を偽造して、面接を通過したとしても、入社してから苦労します。

 

企業側も、多くの学生の選考をしているので、ある程度人への感覚も研ぎ澄まされており、かつ最終面接までの接触(インターンシップ会社説明会、一次面接など)で行動を見ていますので、その発言が本当の事を言っているのかも判断しています。

 

 ➂本当にやりたい事を熱意をもって伝える

これまでは単位を取るために、与えられた課題をこなしていれば相応の評価をもらえたと思います。

 

しかし、社会に出ると自分で課題をみつけ、その課題をどのように解決していくかを常に考えながら仕事をしていかなければいけません。

 

その中で、ただ与えられた仕事をこなしていくだけでは、貴重な時間が無駄になり、自分のキャリアや能力も積みあがっていきません。

 

なかなか会社説明会のわずかな時間では、その会社でやりたい事など明確になっていないかもしれません。

 

しかし、自分が興味があること、好きな事を思い返してもらい、その仕事と共通点を見つけることで活躍できる環境もあると思います。

 

そのような共通点などを見つけ、自分の能力が花開くような環境に出会えると企業・学生ともに幸せであると思います。

 

まとめ

あくまでも就職とは「縁」ですので、根気よく自分のやりたいことができる会社を見つける為の就職活動になればと願っています。