父ちゃんやってみようBLOG

がけっぷち父ちゃんががむしゃら奮闘記!!!

はじめて人生のレールがなくなる「就職活動」

就職活動で自分をアピールできていますか?

f:id:keisyo25:20180517232844p:plain

私は中小企業の人事担当として7年ほど業務についています。

 

今(5月中旬)、当社の場合は、第一ターン(3~4月)の内定出しが終わり、第二ターン(4月~5月)の選考に入っている最中です。

また、第三ターンの応募数を集めるための活動も並行して行っています。

 

その中で、時期が進んでいくに連れて、学生側の説明を聞く姿勢やモチベーションが低くなっていくのを感じます。

 

いわゆる「必死さ」が感じられません。

 

就職活動が、人生を決めるとまではいきませんが、「新卒」という可能性をもったダイヤの原石にもかかわらず、自分でそのダイヤを磨く努力が足りないようにも感じます。

 

なぜ、最近の学生はみんな同じようなスタンスなのかを考えてみました。

大学に入って周りに流されていませんか? 

恐らく周りも同じ状況だから私もこれでいいや。だったり、目の前のチャンスすら気が付かない大学生活を過ごしていませんでしたか?

 

これまでは、中学・高校・大学とある程度、学力や部活や推薦によって進路を選択し、

お金を払って授業を受けていれば、卒業できる制度でした。

 

しかし、資本主義の社会では、自分自身が商品(労働力)となって、時間と知識を削りながら、その対価として給料を貰い、生活ができる仕組みである。

 

これまで、引かれた人生のレールに乗っていればよかったことが、いざ大学3年生の就職活動の時期になって、自分の可能性やできることを探しても、それまでに考えることをしてこなかったので、出遅れてしまうことは当然だと思います。

 

自分でやりたいことにチャレンジできていますか

私も大学時代は、周りに合わせてばかりでバイトと学校の毎日でした。

 

いざ、就職活動しようにも、やってきたことがバイトしかない…

周りも行っているし、じゃあインターンシップでも行こう…

 

当時は何も違和感がなく周りに合わせた就職活動を行っていましたが、運よく広告業界の上場企業に入社できました。

 

そこで考えることをひたすら訓練をし、様々な経験をさせてもらうことで、ようやく今

自分の考え通りに仕事を動かしていけている気がします。

 

自分の能力のなさを認めたくなくて、仕事できないやつだと思われたくなくてなど

うつ病手前まで考えたこともありました。

 

その経験から、まず就職前の皆さんにお伝えしたいのが、

「興味があることをやってみよう!」ということです。

 

チャレンジするから失敗ができる

たとえ興味があることをはじめても、途中で飽きてしまったり、挫折してしまうかもしれない。

 

でも、その経験が自分自身の糧となり、強み・弱みを知ることができます。

 

経験しないと、自分がそれに向いているのかなんてわかりません。

適性検査でもわからない事だってあります。

 

履歴書の中の自己PRや学生時代に頑張ったことなどは、自分の言葉で書いてあること以上にリアルに伝えることができると思います。

 

4月に内々定を出した学生は、英語留学、ソムリエ資格、バーテンダー、研究、教職課程、インターンなどなど、あらゆる引き出しがあるので、面接というより会話をする感じで、こちらが学生の魅力に引き込まれてしまいました。

 

そのような学生は、大学入学してから自分の興味のあることをし続けた結果、スキルアップをし、人間としての魅力が生まれたと思います。

 

アピールは大事!!!

会社説明した後に質問ある?といった瞬間、目をふさぎこみ、下を向いて書き物をする君へ。。。。

 

アピールは勝ち残っていくために、必要です。

学歴や資格などももちろん重要ですが、何といっても「熱意・やる気」があれば、先輩も仕事を教えたくなるし、壁にぶち当たってもどうにかなると思う。

 

やる気がない人、当社に興味がない人を相手にするほど、こちらも暇ではない。

せっかく、時間を割いて話を説明を聞いたなら、自分にとって有益な情報を聞きだそうという姿勢を示してほしい。

 

売り手市場と言われていますが、どの会社もそのような学生は求めていないし、たとえ入社できたとしても指示待ち人間となり、苦労する事になるか、ロボットに置き換わるかどちらかになると思う。

 

 

そうならない為にも、もう一度自分の就職活動に対する姿勢を見直してみてください。

 

これから暑くなりますが、就職活動頑張ってください。